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まちづくりとは何か、社会人が取り組む3つの方法とともに解説

こんにちは。MOVEDOORのとみーです。
本日は大学卒業後にまちづくりに関わる方法。
トップ3を発表します。

その前に、まちづくりとは、なんなのか?
みんなの認識を揃えてから、お話します。

まちづくりとは地域の課題を解決したり、
その地域を面白くする取り組みとします。

今日、参加している方は、ほとんど全員、
まちづくりに興味がある人だと思います。

でも、卒業後にボランティアではなくて
仕事として、まちづくりに関わる方法は、
あまり学校で教えてもらえないですよね?

今日の発表を聞いてもらうことは、必ず、
みなさんの将来&進路選択に役立ちます。
また、就活の時期に迷わないようにする。

今日はそんな話をしたいです。それでは、
「大学卒業後にまちづくりに関わる方法」
トップ3を発表していきます。

第3位:まちづくりをしてる組織を探す!

皆さんは、まちづくりをしている組織が、
どれだけ、思い浮かびますか?たとえば、

地域の空き家を再生し、魅力あるお店に
変えていく、不動産会社は王道ですよね。

あるいは、まちづくりのコンサル会社や
行政なら地域の政策や制度をつくれます。

私がやっている、広報PR会社であれば
地域や中小企業の魅力を情報発信します。

コミュニティデザインをしている会社や
ローカルメディアの運営会社もあります。

キャンプなどのアウトドアを運営したり
フルーツのブランドづくりも良いですね。

まず、これらの膨大な選択肢を知ること。
自分で調べることから、始めてください。

GOOGLE&SNS&YOUTUBE
だれでも家でもできる!素敵な時代です。

これは本当に大事です。授業や先生から、
教えてもらう情報だけではダメなんです。

自分で調べて、学べるようにならないと
社会に出た時に、全然成長できないです。
成長できないと、仕事の成果は出ません。
楽しくないし、お金も稼げなくなります。

今から、独学の習慣を身につけて下さい。

また、まちづくりの現場で活躍する人に
実際に話を聞いてみるのもオススメです。

学生の時から多様な大人と接することで、
きっと、皆さんの成長と経験になります。

第2位:どの分野で関わるのかを決める!

調べれば調べるほど、知れば知るほどに
まちづくりに関われる分野は多すぎます。

極端なことを言えば、どんな分野&業種
からであれ、まちづくりには関われます。
でも、思いきって決めるしかありません。

ぼくは、広報PR(クリエイティブ)と
決断した瞬間、一気に道筋が開けました。

同じまちづくりでも、広報PRと不動産
分野では求められるスキルは全く異なる。

どの分野で関わるか決めれないと自分の
専門やスキルをいつまでも伸ばせません。

こういう学生さんがあまりにも多いです。

それでは就職活動の時に不利になる上に
自分はどの分野でまちづくりに関わるか?
就活の時期になってから迷走してしまう。
もう遅すぎるし取り替えしが尽きません。

フワッとまちづくりについて知っている、
それでは専門と呼べず、話になりません。

色んな分野をある程度、自分で調べたら
勇気を持って決断してください。それは
その他の選択肢を捨てることになるので
難しいけど、ここで周りと差が生まれる。

限られた大学生活の時間を、より有効に
自己成長や市場価値向上に繋げられます。

第1位:勉強&実践で専門知識を高める。

どの分野でまちづくりをするか決めれば
あとは、勉強&実践を繰り返すのみです。
やるべきことが明確で、楽しくなります。

勉強なら、本やネットで検索してみたり
現場で働く人に教えてもらったりします。

実践は、インターンやバイトに応募して
飛び込むのがオススメです。その会社が
応募を募集してなくても関係ありません。

体験してみたい、働いてみたいところに
SNSやホームページの連絡先を探して
積極的にメッセージを送ってみましょう。

勉強だけでは分からない、生きた濃密な
学びが得られます。そこで得られる人脈
や経験も皆さんの貴重な財産になります。

これが出来ていれば、その分野における
就職活動が失敗することはほぼ無いです。
第一希望に受かる可能性が拡大に上がる。

以上が、大学卒業後にまちづくりに関わる方法
トップ3の発表でした!ここからは続編として

空き家再生について、お話していきますね!
では皆さん、空き家再生とは何でしょうか?

私は「空き家で新たな事業をつくり、価値を
生んで継続していくこと」だと考えています。

なぜなら、空き家でのビジネスが失敗すれば
建築費用も家賃も払えなくなって、
空き家が全く再生しないからです。

そのため、空き家再生における最優先事項は
その空き家で始めるビジネスが成功すること。

その結果、空き家が無くなるだけでなく、
地域内に、起業家が生まれることになる。
これは、ものすごい経済効果を生みます。

起業家によって、新しい雇用が生まれる。
若い起業家が地域で成功すれば次世代の
挑戦者に勇気を与えて、背中を押します。

では、どのようにして、空き家を使って
ビジネスを成功させていくか?なんなら、
自分の事業を成功させるために空き家を
上手く利用していくことは出来ないのか?

起業家の実体験を通して、お話しますね。

「お金がかかりそう。改修が面倒くさい。」
そういったイメージもあるかと思います。

しかし、上手く空き家を活用することで、
そのビジネスをもっと加速させられます。
空き家を活用するメリット
トップ3を紹介いたします。

第3位は、おもしろい物件が見つかることです。
古民家や一軒家、診療所、銭湯跡等もあります。

我々は、クリエイティブな仕事をしているため、
外観や内装が素敵な場所で働けることによって、
より柔軟な発想力や感性を育むことができます。

我々が、築100年の古民家で事業をすることは
メンバーのモチベーション向上に繋がっています。

また、診療所を改装したカフェなどでは、
その空間の独特な雰囲気が評判を呼んで
お店自体の競争力に繋がると考えてます。

どれだけ古くても、風情があって風景が
良ければ、流行る可能性は十分あります。

自分がどんなビジネスをしたいか?から
逆算してマッチする空き家を見つけよう。

第2位は、自由なオフィスと店作りが出来ること。

例えば、住宅兼店舗にして出費を抑えたり
オフィスにキッチンを付けて料理をしたり、
学生コミュニティの交流場にしたりします。

このようなユニークな発想により、
新たな出会いや事業に繋がります。

私が行っている学生の活動支援は
一見ボランティアっぽく見えます。

学生の活動支援をすることで当然、
地域のためになっているのですが、
実は事業のためにもなっています。

例えば、優秀な学生さんが私の会社で
やりたい事業やアルバイトに集まって、
新たなプロジェクトが立ち上がります。

地域のためになるように見えることも、
自己犠牲の精神だけでやるのではなく、
自分の事業にきちんとプラスになって、
地域と自分の双方にメリットを与える
ように進めていくと持続性が高いです。

また、そういった活動を通して学生が
活躍するまちをつくっていきたいです。

第1位は、実はコストカットに繋がること。

オーナーさんと直接やりとりをすることで、
不動産会社への仲介手数料が無くなります。

また、空き家を綺麗に整備する代わりに
家賃調整の相談ができることもあります。

空き家再生の補助金も充実しているため、
自治体に提案すれば、活用していけます。

ここからは、「空き家再生の進め方」
を2つ解説していきます。

まず「空き家の見つけ方」です。

私は、おもしろい空き家を見つけるために、
自治会長や村長とコミュニケーションして、
いろんな空き家を紹介していただきました。

長く地域で活動されている人や行政職員は
一般には出回っていない物件を
知っていることも多いからです。

ちなみに、空き家オーナーや自治会長と繋がる
時は、誰から紹介してもらうかを大事にします。

どこの誰か分からない若者が会いに来るよりも
地域で信用されている方からの紹介である方が
信頼してもらいやすく、とても有効な方法です。

そのためには、できる範囲で地域の困りごとを
お手伝いしたり、地域貢献することが大切です。

次に、「空き家の再生方法」です。
一般的には、建築会社に任せるか、

自分でDIYをするのか2つの方法があります。
しかし、金額や負担が大きくなってしまいます。

そこで、大清掃や建築リノベーションを
エンタメにして、イベント化することで、
大勢の人に手伝ってもらう様にしました。

例えば、「古民家大清掃」というイベント
では学生と地域の方と楽しく作業しました。

終わった後には食事を囲んで、会話をして
参加者同士で仲良くなれるような
楽しいイベントを開催してました。

コツとしては、やはり楽しくすることです。
参加したくなるような、タイトルやチラシ
だけではなく、来てくれた人が仲良く交流
できること。参加者に感謝を伝えること等。

また、地域との繋がりづくりや、補助金を
探す時は、行政の方にサポートを頼みます。

地方都市であればあるほど、若い起業家は
珍しく、ありがたい存在になっていきます。

古民家再生による、地域への波及効果まで
説明して、コミュニケーションを取れれば
行政の方も、サポートしやすいと思います。

リノベーションイベントでは、建築学科の
学生が、自ら手を動かせる実践の場として
貴重な経験にしていただきました。さらに、

参加者を集める際に「秘密基地つくろうぜ」
とキャッチーなフレーズで呼びかけたため、
幅広い層の方々に参加していただきました。

多くの住民や学生に参加してもらうだけでなく
あえてアイデアを集めることもおもしろいです。

実際に「どんな店や場所にしたいか」そんな
アイデアを住民から集める企画も行いました。

地域の人々と何度も意見交換した結果、
300以上のアイデアが生まれました。

このように再生までのプロセスを大切にして
活動することで、地域のみんなが「私たちで
つくった場所だ。」と思い出や愛着を持てる。

この場所に、愛着や思い出を持ってもらえば、
他のお店よりも、有利に事業を進められます。

このように正しい見つけ方と再生方法で魅力的な
空き家を活用すれば、あなたの事業は加速します。

あなたが事業を成功させることで
空き家が消え、まちが賑わいます。

すると「もっと、挑戦しても良い!」
という地域の機運や希望が生まれて、
若手の起業家に勇気を与えられます。

ご静聴いただきありがとうございます。
それでは、最後に発表を振り返ります。

今日話したなかで1つでも、あなたの中で、
印象に残ったものがあれば価値があります。
ぜひこれからの人生の参考にしてください。

初めに、卒業後にまちづくりに関わる
方法、トップ3の発表をいたしました。

第3位:まちづくりをしてる組織を探す!
第2位:どの分野で関わるのかを決める!
第1位:勉強&実践で専門知識を高める。

続編の空き家活用編では、空き家活用の
メリット、トップ3を発表いたしました。

第3位:おもしろい物件が見つかること。
第2位:自由なオフィス&店がつくれる。
第1位:実はコストカットに繋がること。

最後に、空き家の見つけかたと
再生方法について解説しました。

今から自分のまちづくり分野を見つけて、
スキルや専門の向上に取り組んでいけば、
より楽しい進路を歩めると信じています。

この知識を生かして、貴重な学生生活を
ぜひ充実させてください。私もまだまだ
挑戦中ですので、お互い頑張りましょう!

以上でこの発表を終わります。ではまた!