地域活動参加のすすめ、参加の不安の解消法

こんにちは。スタジオMOVEDOORの諸富です。
本日は「地域活動に参加する不安と心配の解消」
トップ３を発表します。（三田市の高齢者向け）

前の記事（地域活動の楽しさ）を読んで
いただいて、誠にありがとうございます。
地域活動に興味を持ってもらえましたか？

とはいえ、今すぐ地域活動に参加したい！
そう思える方は、まだ少ないと思います。

きっと、地域活動について、
まだまだ分からないことや、
不安、心配な事が多くあると思います。

皆さんのほぼ全ての不安と心配は、
知らないこと、分からないことが、
原因になっていると私は思います。

ということで今回の記事の内容は、
地域活動への参加に関して多くの
人が抱えてる不安と心配について
解説を進めていきたいと思います。

地域活動は、生きがいや楽しさを
感じられる、素晴らしい活動です。

その一方で人と人とが一緒に活動していくため、
多少問題やトラブルが無いわけではありません。

しかし、この講座を聞いてもらえば地域活動の
中で起こりうる、さまざまな問題とトラブルを
事前に理解し、確実に対策を取ることが出来る。

しっかりと対策を取れば問題を避けられるので、
より楽しく、域活動に参加することができます。

結論としては、主に３つの悩みが挙げられます。

１つ目は、「自分が役に立てるか分からない」

たしかに、役に立てなかったら、申し訳ない
気持ちになったり、残念な気持ちになります。

しかし、そういうケースはあまりありません。
なぜなら、地域活動ではどんな方にも役割が
あるからです。料理をする主婦の方であれば、
コミュニティカフェやイベント出店で大活躍。

また、子育ての経験があれば子供の見守りや、
子供向けイベントを手伝えるかもしれません。
備品を運んだり設営を手伝ったり、
イベントの準備にも貢献できます。

会議で意見を伝えたり、みんなが仲良くなれる
ように、場を盛り上げることも立派な役割です。

私は大学生２年生の頃、地域活動を始めました。
まだ、経験が少なくて、私に何が出来るか全く
分かりませんでした。活動に不安がありました。

その時、親子向けの農業体験を考えたのですが、
知識不足なので、私１人では企画ができません。

そこで三田の農家さんやＪＡの方にお願いして、
イベントに協力してもらえることになりました。
その結果、私たち若者の行動力と、大人の方の
経験が合わさり、素敵な企画を実現できました。

子供達が野菜の苗植えから収穫、販売まで全て
工程を体験できる画期的な企画が生まれました。

ここから学んだことは、１人で出来ないことも、
他の人と協力をすれば、実現できてしまうこと。

皆様は、たとえ小さくても、自分ができる
範囲のことを、頑張って欲しいと思います。
できないことは素直にみんなの力を借りる。

そうすれば互いに周りの人のありがたさに
気付いて、感謝を伝え合うことが出来ます。

今の地域は担い手が不足しています。
皆様一人一人の力が必要になります。
絶対に役に立てることを約束します。

２つ目は「しんどい思いをするかもしれない」

こうなってしまうのは自分が
責任を背負いすぎた場合です。

私も企画を立ち上げた時、上手に友達を
頼れなくて、一人で役割を背負いました。

その結果かなり忙しくなり、学校生活と
両立出来ず、楽しむ心を忘れてしまった。

メンバーの気持ちを考えれば、私が
楽しく無さそうに見えるし、しかも、
あまり頼ってくれないので前向きな
気持ちで活動できないのも当然です。

私が限界に近付いた時、思いきってメンバーに
相談したら、驚く程、すぐに助けてくれました。
そして、助けてくれたメンバー自身も、楽しく
前向きに、参加してくれるように変わりました。

皆さまも自分が出来ないことや、やりたくない
ことまで無理してまで、やる必要はありません。

そして、しんどくなった時は、自分の中だけで
抱え込まず、きちんと周りに伝えられる少しの
勇気を持ってください。そうすれば周りの人は、
必ず助けてくれます。ここまでなら出来るけど、
これ以上は出来ないです。そんな風に説明して
無理せずに、楽しんで参加してもらいたいです。

３つ目は「知り合いがいなくて孤立しそう」

新しい活動に参加すれば、初めての人と接する
ことになります。その時に、知り合いがいない
という状況になることも、珍しくはありません。

でも、地域ごとにコミュニティスペースがあり、
参加者同士の交流を深める取り組みがあります。

例えば、ＮＰＯ法人里野山家代表の佐藤さんは、
移住者や若者、地域の住民をご自宅まで招いて、
何度も食事会を開催されています。食事会の中
料理や準備、片付をみんなで協力して行います。

また、食事中には、自己紹介の時間を設けます。
このような機会に参加できれば、無理をせずに
知り合いが増え、関係を深めることが出来ます。

ぜひ、積極的に参加してみてください。以上で
３つの悩みについて解説させていただきました。

この動画を何度も見返してもらえれば、
落とし穴の位置を正しく理解して、
避けて安全に通ることが出来ます。

むしろ、さらに地域活動が楽しくなり、
より充実した「生きがい」になります。

地域活動に対する漠然とした不安や心配が
大きく解消されたのではないでしょうか？

そんな方は、ぜひ地域活動への一歩を踏み出し、
繋がりや友だち、仲間をつくり、地域や社会に
貢献できる喜びを、味わって欲しいと思います。

地域活動に参加してみたい、どんな活動なのか
知りたいと感じたら、市民活動推進プラザまで、
いつでも、ご相談しに来てください。あなたに
ピッタリ合う活動や団体を紹介してもらえます。

私の方にも、どんなに小さな質問や疑問も、
お待ちしております。あなたの生きがいを
見つける、お手伝いをさせていただきます。

次の記事では皆様が地域活動に対して抱く、
不安や心配事に対して、丁寧に説明します。