STORY

株式会社MOVEDOOR|兵庫県神戸三田の広報PR会社|WEBサイト制作や映像制作も
  1. HOME
  2. チーム文化の作り方を解説!コミットメントを高める2つの価値観とは

起業の道のり

チーム文化づくり 編|兵庫県神戸三田の広報PR会社 スタジオMOVEDOOR

チーム文化の作り方を解説!コミットメントを高める2つの価値観とは

メンバーを起業に誘った時に、彼らは自分が
起業するなるなんて考えもしなかったそうだ。
  
それでも、声をかけた全員が、
「めっちゃオモシロそうやな!」
嬉しいリアクションをくれた。
  
これまで同級生から「意識が高い」と揶揄される
ことはあっても、共に歩む仲間として「自分には
何が出来るか?」と考えてくれる人は少なかった。
 
だからこそ、仲間が集まって、本当に嬉しかった。
  
もちろん、仲間の人生の貴重な時間を借りる以上、
彼らの目指す人生や目標にも貢献したいと思った。
  
このチームに入ることで、どんな人生を歩めるか?
一人ひとりの目標や価値観を理解して、
丁寧に考えていく必要があった。
  
本質的にチームになるため、MOVEDOORが
大切にしてきた文化をここに書き記しておきたい。  

【我々が実践したチームづくり】
①個人と組織のWin-Winな関係

組織は個人にとって、思想や目標を実現できる、
ベストな環境を目指す。僕がつくるのは個人が
消費されるのではなく、個人を尊重するチーム
  
メンバー自身のやりたいこと挑戦したいことを
全力でサポートして、お互いの弱さを補い合う。
  
その結果、個人が自分の得意分野に集中できる。
Team for You(チームはあなたのために)
我々のVALUE(企業文化)の1つだ。
  
僕は共に働くメンバーに対して、「自分の目指す
価値観や目標と合わなくなってきたら、
いつでも会社を辞めていいんやで」と伝えている。
  
それは、メンバーのことを必要としないわけでは、
決して無い。ずっとここにいたい、そう思われる
チームを目指すという、自分自身への決意である。
  
僕はメンバーの人生と本気で向き合い、チームと
メンバーの目標の実現に注力する。個人と組織の
関係性は、常に対等&Win-Winでありたい。

②メンバー同士の関係性を深める

「責任」には2つの種類があると思います。
  
「誰かから負わされる義務的な責任」と
「自分で楽しんで引き受ける責任」です。
  
前者の責任は、給料を受け取る代わりに
上司に指示命令されるとか、そういう類。
  
MOVEDOORでは、前者の責任だけでなく、
後者の責任も大切にしていきたいと思っている。
  
例えば、チームに問題点に気付いた時、周りの
目線を気にして言い出せないのはもったいない。
  
“自分の発言が誰かを傷つけるかもしれない”
  
それはとても怖いことだけど、気づきを自分の
中だけで終わらせるのも、ある種無責任に思う。
  
とはいえ、正論や批判は相手に響きにくい。
どれだけ伝え方を工夫しても、関係性や
信頼関係の構築が無ければ、
自分を否定された感覚になってしまう。
  
円滑なコミュニケーションの鍵は、日常生活の
「会話の総量」と「会話の質」の掛け合わせだ。
  
とにかくまず第一に、よく話すことだ。
会話の総量を増やすため、僕らは起業当初から、

・メンバー全員で食事を囲む
・2週間に1度の合宿を開催する

など「会話の総量」×「会話の質」を高め、
信頼関係の構築を、仕組みとして実装してきた。
  
2週に1度の合宿で、メンバーが大切にする
価値観を見出す価値観ワークショップを活用。
  
メンバーそれぞれの人生の目的や、
社内で成し遂げたい実績や、
獲得したいスキルを確認し合った。
  
よく知った間柄であっても、深く対話すれば、
そんなこと考えてたんだ!と驚く場面も多い。
  
大切なのは、メンバーが自分らしく、
ありのままでいられるチームであることだ。
役割や業務だけでなく、
お互いの人生や人柄、その全てに向き合う。
  
とはいえ、5人が同時に話せば、
必ず聞き手に回る人が出てくる。
  
さらに「会話の質」を高めていくためには、
「あなた」と「私」が話しているという関係性。
「1対1」で話せる時間をつくることも大切だ。
  
「いまの社会トレンドは」「自分はこう考える」
「どうやって投資家からお金を集める?」時に、
一人ひとりと。ときに5人で。互いを知るため、
僕たちは何度でも話し合った。
  
自ら課題や発見を見つければ、それを伝え、
受けとめる。そんな気付きを伝える責任を
持って、チームを少しずつ成長させてきた。

【最後に:これからの旅路】

就職活動の時期に、僕は「どんな会社に入るか」
よりも「どんな生き方をするか」を考えていた。
  
「信頼できる仲間と、  
 目標を思いきり追いかける人生を歩みたい」
  
そのためなら安定してなくても、大変でもいい。
自分達で目標を決めて、追いかけていく。
  
そんな思いから、学生起業を選んだ。
  
事実、信用も実績も無い学生が、仕事やお金を
いただくことは、そう簡単なことではなかった。
  
それでも泥臭く営業を繰り返し、仕事を
いただけるようになった。少しずつ技術を磨き、
頼んでくれた方に喜ばれるチームになってきた。
  


  
時は流れ、2021年春。
MOVEDOORは新たなフェーズを迎えている。
  
自社事業のスタートに、広報PR事業の推進。
次のステップに進む準備を進めている。
  
大きな試みとして、創業以来の求人募集を行う。
全国どこにいても働ける環境を整えている。
  
我々のVALUEのひとつである、
「Happines Creation ―楽しさをつくりだす―」
  
「悲観は気分、楽観は意志だ」と。
  
もちろんこれは、単なる現実逃避や楽観主義の
押し付けではない。厳しい現状に目を逸らさず、
それでも希望と解決策を見出そうという意味だ。
   
どんなときもタフに冷静にクレバーに楽観的で、
共に「楽しさ」をつくりだすチームでありたい。

それは計画された「旅行」ではない。
目標までの道のりを味わい、
目標が変わることを楽しむ。
  
きっと、先行きが見えない「旅」になるだろう。

創業メンバーと未来のメンバーの目標や人生を
より良く導く「方舟」として、僕はこれからも、
精一杯、このチームの舵を取っていくつもりだ。