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質問回答:企業経営②

経営と起業に関する質問に回答してみました!
今回は第2弾です!それではどうぞ!

Q19.組織としての目標は1つに絞るべきですか?

チームの力を分散せず1つの方向にまとめるため
目標は何個もいりません。良い目標はその数字を
達成できれば、自然と他の指標も達成されていく。
あとは頑張ったら達成できるかも!達成したい!
と思えること。ワクワクできて、覚えやすいこと。
目標をつくるには、センスと深い思考が必要です。

Q20.結果を出さずに辞める人の特徴は何ですか?

会社が大好きすぎる社員は、会社を辞めやすい。
会社やチームに過度な理想を抱けば、期待値が
大きい分だけ、大きく失望してしまう。会社や
チームに依存してる状態です。こういう社員は
会社に変化があれば、前の状態が良かった!と
高い理想に届かず、急に冷めちゃう傾向がある。

Q21.事業の目的と目標の立て方を教えて下さい

事業の目的を数字で設定されても、メンバーは
ワクワクしない。「目的」は強い理想を言葉で
表現すべき。その目的を実現・達成するために
設定した数値や指標を「目標」として設定する。
「目的」は企業にとっての意志なので簡単には
変えてはいけませんが、「目標」は常に細かく
チェックして、年次・月次で刻々と変えていく。

Q22.会議のダメな活用法を教えて下さい

会議は報告を受ける場ではない。報告方法は毎日
シートや資料を提出してもらい、経営者(責任者)
自身が、必要な数字や追うべき数字を、いつでも
把握できる仕組みが必要。そして問題に気付けば
すぐにフィードバックをする。会議までゆっくり
待っていては、事業や改善のスピード感が落ちる。

Q23.目標、戦略、実行で大事な事は何ですか?

目標設定は分かりやすく、達成したくなる様な、
ワクワクする数字を見つける「センス」が重要。
戦略づくりは「頭脳」が重要で、理屈と論理を
積み重ねて構築する。とはいえ実行は思い通り
にいかないことばかりです。困難の連続になる
ため、最後は結局「気合い」が重要になります。

Q24.企業成長の過程で必要なのはどんな人ですか

テクノロジーやマーケティングを理解した上で、
事業を社会の機運をつなぎ、企業価値を高める
ために、ストーリーを紡ぐことができる人材が
必要とされる。効率化の戦略では、コンサルに
強みがある。一方で企業が社会に必要とされる
ストーリーを描いて、事業価値を高めることは
伝達力を鍛えたクリエイター&広告会社の役割。

Q25.働き方は変化し続けていくと思いますか?

経営していて思うのは、社員を雇って、所有を
しなくても事業は拡大できます。現代は1つの
会社で仕事を続けることに飽きちゃう人も多い。
だから、副業として、3割ぐらいの時間負担で
参加してもらったり、各プロジェクトに応じて、
優秀なフリーランスに適宜参画してもらったり、
多様な働き方を認めて、推進&実装しています。

Q26.起業するには何から始めるべきですか?

起業したい人も、コンサルをしたい人も最初に
すべきことは情報収集です。情報を仕入れずに、
自分の頭でアイデアを考える人が多いのですが、
みんな発明家では無いので、上手くいきません。
流行ってるものや成功してる事例を探し続ける。
その情報を分析して、自分なりの工夫や
スパイスを加えて、アウトプットすべき。

Q27.優秀な営業とは何が優れているのですか?

優秀な営業は、お客様がワクワクする提案を
しながら、自社のリスクを回避する。大型の
提案であるほど、やることも多く、リスクが
大きいため、バランス感覚が必要。お客様に
媚びすぎず、出来ないことは事前に説明する。
また、失敗した時の対応や補償を、契約書や
注文書に落とし込んだ上で仕事を獲得すべき。

Q28.新人が他者を出し抜くには何が必要ですか?

この時代に言いづらいけど、無名の起業家や
新人のクリエイターが、真面目に労働基準法
なんて守ってたらまず勝てない。学生時代は、
空き時間に過剰に勉強した人が、良い大学に
行き、良い仕事に就ける。この法則を仕事に
置き換えると、凄まじい労働時間です。結局、
これが世の理でいつも過剰にやった人が勝つ。

Q29.起業におけるヒットの法則とは何ですか?

東京リベンジャーズは、「ファッショナブル
ヤンキー漫画 × 本格タイムリープサスペンス」
という組み合わせが、新しくて、おもしろい。
漫画やエンタメにもポジショニングが大切で、
まだ空いてる席を探したり、新しい席を自ら
つくり出していくのがヒットの法則と言える。
起業や企業経営にも、全く同じことが言える。

Q30.上手い仕事の任せ方を教えて下さい

スタッフに仕事を任せる時は、明確に目標&
期限を決める。期限が近づけば、相手が自ら
報告する。こちらから決して進捗確認はせず、
様子も見ない。その結果、気を奪われる事が
無くなり、自分の仕事に集中できる。仕事に
慣れてない子は目標を小さく、期限を短めに、
報告の頻度&回数を増やしてあげるのがコツ。

Q31.戦略の定義を教えて下さい

戦略とは、目的達成のために、限られた資源
(お金・人・モノ・情報・時間・IP等)を
どう配分して、活用するか決める選択のこと。
どんな企業にも達成すべき目的がありますが、
そのための資源は常に不足している。だから、
戦略が求められます。さらに、優れた戦略は
可能な限り少ない資源で最大効果を発揮する。

Q32.日本の就活の改善点を教えて下さい

大企業が新卒生だけを集めて、大量に採用する
制度は先進国でも日本だけ。すぐに撤廃すべき。
大手で活躍したければ新卒で就職するしかない。
だから、大学の卒業後に、自分なりにレールを
外れて、経験を積むことは難しい。失敗したら
新卒に戻れないから当然起業にも挑戦できない。

Q33.戦略を立てる際、ダメなことは何ですか?

戦略の大きなミスは、戦術では取り戻せない。
むしろ、戦術が強いほど、歯止めが効かずに、
間違った方向に強く突き進む。傷口が広がり、
お金や時間を無駄にする。まずは目的を達成
するために、資源(人・モノ・時間・金)を
どこに集中していくかを決める。これが戦略。
戦術や施策を話し合うのは、必ずその後です。

Q34.就活制度は学生目線で見て合理的ですか?

学生は、卒業後に友人と起業したり、先輩の
ベンチャーに参加したり、世界を放浪しても
良いだろう。好奇心と吸収力が高くリスクが
取れる年代です。一度レールから外れてみて
挑戦してみる。それでも大手に入りたいなら、
また普通に面接を受けられたり、遅れて入社
しても、実績で幹部を目指せる制度にすべき。

Q35.起業はリスクが大きいですか?

スタートアップはほぼ大半が失敗する。だから、
起業に関心を持っても、大企業を辞められない。
でも、起業に失敗した人は、また、出身企業に
戻してあげたら良いと思う。ずっと同じ会社に
勤めている人より、力量を付けている可能性が
大きい。さらに、再び戻してもらえた時にこそ、
企業への感謝や恩義(ロイヤリティ)が高まる。

Q36.大事なのはプロセスですか?結果ですか?

どんな仕事も、「プロセス」はどうでもよくて、
大事なのは「結果」です。日本には風潮として
「がんばっている姿を評価してあげる」という
空気がある。このプロセス評価の弊害としても
有名なのは残業アピールです。効率性ではなく、
長く働くことが評価されてしまうと労働時間は
どんどん長くなる。結果で評価してあげるべき。

Q37.チームルールは何を決めれば良いですか?

チームルールは「誰が何をするのか」を具体的に
決めよう。曖昧なルールは認識のすれ違いを生み、
メンバーを混乱させる。「会議に遅れないように」
ではなく「全員、会議の始まる3分前に着席」が
正しい。ルールをつくれば言語化してシェアする。
その結果、不要な空気や地雷の読み合いを防げる。