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質問回答:企業経営③

経営と起業に関する質問に回答してみました!
今回は第3弾です!それではどうぞ!

Q38.経営上、赤字は絶対悪ですか?

黒字は良い、赤字は悪いという考えは過去の常識。
GAFAやテスラは目先だけの利益に捉われない
未来志向の発想を持ち、短期的な赤字を受け入れ、
大量の資金を投じて、成功した。黒字と赤字には、
ケースによって良し悪しがある。一方、日本では
長らく、メディアや株主の短期的志向が強すぎた。

Q39.会社の無駄を省くには何からすべきですか?

惰性で使う印鑑、報告だけの会議、アナログな
会計帳簿。これら全ての無駄が、労働生産性を
落とす。無駄を省くには現場・若手だけでなく、
外部から情報&提案を集める。そして、正しく、
現状を理解する。さらに、話し合って、問題と
解決策を考える。最後には、リーダーの決断と
責任で、会社のルールや仕組みを変えていこう。

Q40.日本の新卒一括採用をどう思いますか?

日本では新卒一括採用を廃止して、通年採用に
変えるべき。大学卒業から1年後&5年後でも
中途人材が等しく、社内のメインストリームで、
活躍できる社会へ。それを大企業の協力で創る。
その結果、若者が安心してレールを外れられる。
一歩踏み出して挑戦できる。失敗しても戻れる
環境が生まれる。寄り道歓迎な社会が理想です。

Q41.組織が強くあるために必要な事は何ですか?

たくましい生き物は、「分子レベル」で絶えず、
壊れて率先して「入れ替わり」を促進している。
その中で微妙なバランスを維持し、病気を治し
ウイルスと戦い、変化に適応する。会社組織も、
同じことが言える。人材の淀みや停滞が組織を
弱くする。組織も生物と同じく動的平衡が必要。

Q42.感心した企業があれば教えて下さい

リクルート&サイバーエージェントが凄い点は
起業して成功できるレベルの人材が集まること。
そして、優秀な人材が強く頑張りたい!思える
仕組み・文化・インセンティブ設計が天才的に
上手い。その会社の中で、上手く成長していく
ある種の「ゲーム」に社員が夢中になれている。

Q43.規模拡大の方法に感心したことはありますか?

大企業は丁寧ですが、仕事のやり方を変えずらく、
無駄も多い。スタートアップは無駄は少しだけど、
人手やルールが足りずに、粗さが目立ってしまう。
リクルートやサイバーエージェントには、双方の
良さが合わさっている。ベンチャー&成果主義の
文化を失わずに、規模を拡大できていて強すぎる。

Q44.M&Aで、すべき事を教えて下さい

M&A(企業買収)は買いたい企業が、売りたい
企業の10倍以上も存在している。優れた会社は
取り合いで、金額も高くて、買いにくい。だから、
優れた会社ではなく自社と相乗効果がある企業を
買うべき。既存事業を活かして、成長させられる。
あるいは、既存事業の成長に繋がるなら理想です。

Q45.効果的なマニュアルの特徴を教えて下さい

会社は社員が入れ替わっても高いパフォーマンスを
保つ必要がある。だから、努力できない人も一定の
成果を出せる様なマニュアルを組まないといけない
社員に対して、お前の努力が足りないから、結果が
出ないんだ!という発言は、成立してなくて、ただ
経営者としての能力不足で、仕事を放棄してるだけ

Q46.会社で取り入れている働き方を教えて下さい

ブラック企業もホワイト企業も働き方の押し付けで
各メンバーが希望するライフスタイルを実現できる
ことが本質的に大切です。家族の時間を大切にして
働くなら週3日で良い。仕事が好きなら、たくさん
働いたら良い。だから、僕は経営者として、社員が
自分に合った働き方を選べる、組織や制度をつくる

Q47.アパホテルの経営手法は凄いですか?

コロナ禍のホテル業界で、黒字をキープ出来るとは
衝撃的ですね。固定費を落とす経営努力はもちろん
閑散期の値下げ(ダイナミックプライス)やコロナ
患者の受け入れ。トップダウンによる、意思決定の
早さが功を奏しています。オーナー企業であること
その強みが、スピード感と実行力に活きていますね

Q48.世界進出のため意識すべき事はありますか?

「日本人はほとんど自分自身で取捨選択ができて
いない。誰かが評価してたり、世界で評価されて
初めて、自分も欲しいという状況になる。だから、
世界にウケれば、日本人も買う」。そのためにも、
「日本人の動向は無視する」。僕も世界を舞台に
戦えるようになりたいので、絶対に覚えておこう。

Q49.働く上で1番大事な事は何ですか?

結局、一番大事なのは、知ってることを増やして、
出来ることを増やすこと。そうすれば、やりたい
ことなんて勝手に見つかる。ワクワクするような、
目標も生まれるし、それを達成することは楽しい。
その結果、色んな人に貢献して、喜んでもらえる。
自分に自信を持てる。世の中とはシンプルな構造。

Q50.起業はご自身にとって何と定義されますか?

学生起業した時、多くの人から「リスクが大きい
から辞めろ」と言われた。でも、人と同じことを
しても全く面白くないと思った。 ファッションも
レストランも全て、他と異なるものにこそ価値が
生まれる。リスクを取って挑戦しないことこそが、
リスク。僕にとって起業は人生最大のリスク回避。

Q51.就活では企業の何を見ると良いですか?

みんなが就活で見てる点って、まだ意外と給料や
勤務体系、福利厚生みたいな部分が多い。本当に
大切なのはビジョンやミッションに共感できるか
どうかだと思う。そこを妥協してしまうと長続き
しない。少なくともワクワクした仕事はできない。

Q52.ビジネスでまず初めにすべき事は何ですか?

「みんなのため」に行われる活動は、広がらない。
「みんなのため」と言いながら一人一人のことを
全く想像できていない。そして結局誰にも必要と
されないものが出来る。ビジネスもコミュニティ
づくりも同じ。まずは、あなたや身近なあの人が、
強烈に必要としているものを目指してつくるべき。

Q53.チーム内の情報管理法を教えて下さい

僕のチームでは情報をディスクローズするように
している。オープンにするのではなく、そもそも
隠せない仕組みにしている。プロジェクトの進行
状況、クライアントの連絡、財務経理状況、全て
を見える化しておくことで、報告の手間が省ける。
各自の意思決定が、最適化されると考えています。

Q54.理想とするチームはありますか?

「麦わらの海賊団」みたいなチームをつくりたい。
その理由が、3つあります。
①全メンバーが、自分の人生の目標を持っている。
②チームの目標に、共に向かっていくことが、
 メンバー自身の目標達成にも繋がっている。
③メンバーが最大限に力を発揮できる役割を担い、
 好きなことや得意なことで、貢献していること。

Q55.メンバーを増やす際の基準は何ですか?

これまで、どんな基準でメンバーを増やしてきた
のか。 「その人とご飯を食べることになった時、
ワクワクするか楽しみだと思うのか。」 これが、
ぼくの中で大切にしてきた基準です。実際、今の
メンバー達とは、全員とご飯行きたいと思います。

Q56.コミュニティ運営で大事な事は何ですか?

コミュニティを考える上で同質性を考えることは、
多様性と同じくらい大切かなーと思う。 いま運営
している学生まちづくりサロンのメンバーたちは、
様々な地域で、様々な分野で活躍しているという、
「多様性」と同時に”地域を楽しむ”という「同質
性」がある。会社等のチームを考えていく上でも、
「理念」や「価値観」などの同質性を持った上で、
そこからのアプローチに多様性が必要と思います。
課題解決においても、きちんと問題にフォーカス
してるという同質性があり、そこから手段として
多様性がある感じ。そんなバランス感が大切です。

Q57.組織のあり方で意識している事は何ですか?

組織のあり方に正解はなくて、常に変化を前提に
してます。 冷静に現状を見て上手くいっているか、
問題がないか判断する。 僕が大切にしているのは
個人のためのチームをつくることです。 水平型が
良いとかトップダウンが良いとか、手段や手法に
固執せず、自社に合うあり方を選ぶようにした。

Q58.働く会社に対して持つべき視点は何ですか?

働く社員にとって重要な視点とは、会社で出来る
ことが、自分のやりたいことにマッチしてるか?
また、会社がどんな機会と見返りを提供するか?
金銭的価値だけではなく、「世の中に良い影響を
与えたい!」「社会にインパクトを残したい!」
という個人の想いと組織の方向性を一致させよう。